中小企業、零細企業でIT化が進まない訳と留意点

ここでは、「 中小企業、零細企業でIT化が進まない訳と留意点」 に関する記事を紹介しています。

Sponsored Links

中小企業、零細企業にITを導入する。 色々な導入方法があるでしょう。

仕事柄、お客様になっていただく前に、その会社を訪れると、大体、事務所には入って5分で、この会社がどんな仕事の仕方をしているか予想がついてしまいます。

そして、こう言うのです。
「あなたの様な方に、来てもらうと、お金がたくさんかかるのでしょう?」と。。。

「パソコンを購入しても、今どき、10万円でお釣りがきます」。

「お金がかかるのではなく、あなた達の”努力”が必要なだけなのです」。

「パソコンは、ただの道具です」。

「使う人間の能力以上の事は、一切できません」。

だた、これだけです。  
時間をかけて、働いている人間の「根性」を直さないと、ITを活用できないのです。

マイクロソフトが、日本の中小・零細企業にいくらITを導入させようと頑張っても、「この作業」ができないので、ダメなのです。進まないのです。

そして、この「根性」を直してから、少しだけ「お金」がかかるのです。

なぜなら、ほとんどの場合、ITを利用・活用する以前の問題を抱えています。

その企業の「外的問題」よりも、「内的問題」が露呈しやすい。

IT改革ではなくIT
という道具を使った「会社や業務自体の改革」だからではないでしょうか。

表向き外的問題を解決する目的でITを導入しようとするが、「内的問題」が壁となり途中で失敗する。


1.なぜ失敗してしまうのか

経営とは「施策を立案し目標を立て(PLAN)、実行(Do)、結果を分析(Check)し、より良い施策を策定する(Act)する」のサイクルを継続的に行うことに他ならないが、一番肝心な分析(Check)と施策を策定する(Act)ができない為に成長できないでいる。

1)「PLAN」、「DO」は実行力があれば、だれでも可能です。
  しかし、「Check」、「Act」は、分析する情報と能力がなければできない。
  なぜできないか?

・分析ができない(勉強不足、失敗を他人のせいにするか、とぼけるタイプ
・改善策が分からない(自分の思い通りになれば、それでいいと思うタイプ)
・改善策は分かるが、経営者に改善する能力がない。
・指導者として、人を使う能力、説得する能力、狭義の意味で人間性が欠如している為に、従業員が聞く耳を持たないのが主な原因(悪循環を繰り返している 最低のレベル)


2)上記に該当する、会社を成長させることのできない経営者像とは

1.経営者自身が経営の勉強をしていない。 
  何年たっても目先の仕事に明け暮れ、追われて、3K(感、経験、 根性)で経営している。


2.何年たっても従業員と同じ仕事をして 、頑張って働いたつもりでいる。
  経営者が忙しいと言えるのは、経営の仕事をしている時だけなのを理解していない。


3.物を作ったり、売ったりすることは、確かに大切な 業務です。
  だがそればかりに目を奪われている為に、事業規模が大きくなっても、無理、無駄に気づかず、業務が見えていない。 そして「管理」ができなので、いつまでたっても成長できない。




2.これからできること   

 中小企業、零細企業の経営者のほとんどは、株主と経営者が分離していないオーナー経営者で、個人事業主と同じです。"ダメな経営"をしても誰も直接文句を言えません。"裸の王様"状態の方が多いのではないでしょうか。

 中小企業、零細企業の経営者の多くは(自分の所有物だから、傾いても、失敗しても経営を退こうと云う発想自体がないし、任せられる人材も育てられない状況で個人事業主と同じ感覚)バブル崩壊後の不良債権処理時の責任を取らない銀行経営者と背景は違うがよく似ている。
 よく、「社員が」、と他人のせいにする経営者がいるが、天に向かって”つば”を吐く様なことだけはいわない方が良い。内的問題を抱えているのなら、自分がどうしなければならないか、どう変わらなければならないのかをまず第一に考えて、経営者、指導者としての人間性を改善し行動することが必要ではないでしょうか。

 物を作ったり、売ったりすることだけを優先しないで経営者自身のレベルアップと共に、自分の手足となって働く従業員のレベルアップを図り、そして自ら学ぶ事を怠らない意思が必要です。自分の手足を鍛えないスポーツ選手が良い成績を上げられますか?

 よく「時間がない」と、簡単に言いますが、その非生産的な"勉強(自ら学ぶ)"をする時間的な余裕や機会を経営者自身が重要な事として捉えて自分自身や従業員に与えることができるか、人材の発掘と育成に注力し、後継者を育てられるかどうかにかかっている。

 ITと云う道具を導入しようとした時、組織と経営者自身の欠点が見えてくるはずです。それを一つ、一つ確実にじっくりと変化させることです。改善されれる方向に向かえば 、IT化はその後でも十分導入して活用が可能です。
 それが将来、会社を成長させるための重要なファクターとなることを忘れない事です。一時的に儲ける事ができても、経営者の指導力や、共有できる知恵の蓄積がない会社は成長し続けないのではないでしょうか。

3.中小企業、零細企業で働く従業員に対して
「格差社会」の中で、「従来型」と言われる組織や仕組みが次々に「壊れて」行く状況の中で、「田舎のじいさん、ばあさん」の様な生活を、これからもずっーと、していていいのですか?

つまり、分かりやすく云えば、
仕事から帰ってきて、風呂入って、飯くって、テレビ見てバカ笑いして、後は寝るだけの生活です。

「業務のスキル」や「政治、経済、社会」についての学習は、自前で家に帰ってから勉強しないと追いつかない時代なのに「のんきなもんです」。

「安い給料」で、働いているから必要ないのですか?

多分、私が経営者なら、入社時の面接で、こう言います。
あなたに望むことは、「どんな会社に入っても、自分で努力して、自分自身を成長させる事のできる人間になって欲しい」と。。。

これからの会社は、「汗水流して働く」だけでは、認めてくれません。
「努力して学習」する必要があるのです。そうしないと、これからもずっーと「搾取」され続けるのです。

「学校を卒業したら、もう「勉強」する必要はない」という考え方を捨てる事です。

「勉強」しようと思った時、パソコンは、あなたにとって、大変役に立つ「道具」に変身します。


Sponsored Links

コメント
この記事へのコメント
祖父に聞かせたい。

聞かせても自分のことを言われているとはわからないだろうが。
2008/01/09(水) 03:39 | URL | takacello♪ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://weba03.blog96.fc2.com/tb.php/311-af632b4a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック